はじめまして、「風のノート」へようこそ。
管理人の風です。
私は現在、8匹の猫たちと暮らしています。
保護猫との生活や多頭飼いの悩み、シニア猫のケアなど、日々試行錯誤しながら猫たちと向き合っています。
今回は、私の人生を大きく変えた「生後3日の子猫たちとの72日間」について綴りたいと思います。
もし今、目の前の小さな命を前に、不安や戸惑いを抱えながら頑張っている方がいたら。
この記事が少しでも心の支えになれば幸いです。
会社の敷地で見つけた小さな命
ある日、会社の敷地内で「何か小さな生き物がいる」と騒ぎになっていました。
気になって見に行くと、段ボール置き場の片隅に、生まれたばかりの子猫が3匹。
まだ目も開いておらず、へその緒がついたまま。
動物に詳しくない人なら、猫だと気づけないほど小さな存在でした。
しばらく様子を見ていましたが、親猫は現れません。
その日は気温も低く、子猫たちの体は驚くほど冷え切っていました。

「このままでは危ない」保護を決意した瞬間
私は迷わず、持っていたブランケットで子猫たちを包みました。
当時の我が家には先住猫もおり、正直、不安がなかったわけではありません。
- ちゃんと育てられるのか
- 仕事をしながら世話ができるのか
- 無事に命を繋げられるのか
それでも、目の前で消えそうになっている命を見捨てることはできませんでした。
子猫を保護した直後に大切なこと
生後間もない子猫の場合、まず最優先なのは「保温」です。
低体温になるとミルクを飲む力も失われ、命に関わることがあります。
タオルや毛布で包み、できるだけ早く動物病院へ相談することが大切です。
動物病院で告げられた厳しい現実
私はすぐに、猫の診療に詳しいかかりつけの動物病院へ向かいました。
へその緒の状態から生後3日ほどとのことで、先生から告げられたのは厳しい言葉でした。
「この子はかなり小さいですね。育つのは難しいかもしれません」
3匹のうち、1匹は特に小さく、弱々しい状態だったのです。
それでも私は「可能性がゼロではないなら、できることをしたい」と思いました。
そこで先生から、生後間もない子猫を育てるための大切なポイントを教わりました。
1.徹底した保温
子猫は自分で体温調節ができません。
寝床を温かく保ち、体が冷えないよう常に注意する必要がありました。
2.清潔を保つこと
排泄で体が濡れたままだと、急激に体温を奪われます。
こまめに状態を確認し、清潔を保つことも重要でした。
3.授乳は「量より回数」
未熟な子猫は、一度にたくさんのミルクを飲めません。
また、吐き戻しによる誤嚥を防ぐため、哺乳瓶ではなくシリンジを使い、少しずつ慎重に飲ませるよう指導を受けました。これらはすべて、獣医師の指導のもとで行ったケアです。自己判断せず、専門家の助けを借りることが大切です。
毎回、授乳のたびに料理用スケールで体重を測りました。
眠れない子猫育児の始まり
こうして、私の子猫育児が始まりました。
数時間おきの授乳。
体温確認。
排泄の介助。
シリンジで一滴ずつミルクを飲ませる作業は、想像以上に神経を使います。
毎回、授乳のたびに料理用スケールで体重を測りました。
ほんの少し飲めただけで安心し、体重が増えないと不安になる毎日でした。
それでも、小さな体で一生懸命ミルクを飲む姿を見るたびに、「この子たちはきっと大丈夫」と信じたい気持ちが強くなっていきました。
あの頃の私は、とにかく「命を繋ぎたい」という思いだけで動いていた気がします。
まとめ 小さな命と向き合うあなたへ
生後間もない子猫を保護した直後は、不安と緊張でいっぱいになると思います。
私自身も「本当に育てられるのだろうか」と何度も悩みました。
でも、目の前の小さな命のために差し伸べた手は、決して無駄にはならないと思います。
まずは一口のミルク。
一回の排泄。
その小さな積み重ねが、命を繋ぐ大切な時間になっていきます。
今振り返ると、この子たちと過ごした日々は、私にとって命と向き合う大切な時間でした。
次回は、成長する子猫たちに現れ始めた小さな変化や、当時の私が感じていた不安について、記録を辿りながらお話ししたいと思います。
※この記事は、実際に保護した子猫の育児経験をもとに執筆しています。子猫の体調には個体差があるため、異変を感じた場合は早めに動物病院へ相談してください。
この記録の続き
保護した子猫たちとの生活は、この日から少しずつ始まっていきました。


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