【子猫育児の記録】生後3日からの体重変化と私が母猫の代わりに続けたこと

シリンジからミルクを飲む生後間もない子猫 保護猫活動

こんにちは。風です。

前回の記事では、会社の敷地内で生後3日の子猫たちを保護した日のことをお話ししました。

今回は、その後に始まった子猫育児の日々と少しずつ見えてきた「チビちゃん」の小さな異変について綴りたいと思います。

手のひらの上にいた「数十グラム」の命

保護した直後、3匹の体重を測ってみると、その小ささに驚きました。

オスの子     :80g
メスの子     :70g
チビちゃん(メス):60g

特にチビちゃんは、他の子たちより一回り以上小さく、持ち上げるとあまりの軽さに不安になるほどでした。

目もまだ開いておらず、自力では何もできない状態。
その小さな命を前に、「絶対に生きてほしい」という思いだけで毎日を過ごしていました。

チビちゃん
一番大きい男の子
女の子

母猫の代わりになれるように工夫したこと

病院の先生から教わった保温や授乳に加えて、私は「母猫ならどうするだろう」と考えながら、できることを模索していました。

カイロを使った保温の工夫

生後間もない子猫は、自分で体温調節ができません。 病院ではペットボトル湯たんぽの方法も教わりました。実際に試してみたところ、私の場合はお湯の温度管理が難しく感じたり、子猫が体を寄せにくそうに見えたため、別の方法も試行錯誤しました。

そこで私は「使い捨てカイロ」を活用することにしました。低温やけどを防ぐため、カイロが子猫に直接触れないよう、フワフワで柔らかい布で幾重にも包み、寝床の温度を一定に保てるよう工夫していました。イメージしたのは、お母さん猫のお腹の温もりです。

タオルで優しく撫でる「マッサージ」

母猫は、子猫の体をなめながら血行を促したり、排泄をサポートしたりします。 もちろん私が同じことをするわけにはいきません。そこで、授乳後に排泄を促すだけでなく、柔らかいタオルを使って体全体を優しく撫でるようにマッサージを繰り返しました。

タオルで包み込んで手のひらに乗せ、優しく撫でていると、子猫たちは落ち着いた様子で甘えるような仕草を見せるようになりました。今思えば、あの時間は私自身にとっても、子猫たちと心を通わせる大切な時間だったように思います。

2時間おきの授乳生活

生後3日の保護子猫の育児は、最初の頃は2時間おきの授乳が続きました。 シリンジを使い、一滴ずつ慎重にミルクを飲ませる毎日。夜中も何度も起きる必要があり、慢性的な寝不足状態でしたが、子猫たちに少しずつ体力がついてくると哺乳瓶からもしっかり飲めるようになっていきました。

離乳食を食べ始めた頃の安心感

生後6週頃になると、ロイヤルカナンのベビー用フードを使いながら離乳食を始めました。

最初は口の周りを汚しながらでしたが、徐々に自分で食べられるようになり、少しずつ安心できる時間も増えていきました。

「ここまで来られた」

そんな気持ちになれたのは、この頃が初めてだったかもしれません。

毎日の体重管理で意識していたこと

子猫は、ほんの少しの体調変化でも急変することがあります。

そのため私は、毎日朝と夜、ミルク後毎回に体重を測るようにしていました。

  • 前回測った時より体重が減っていないか
  • ミルクの飲み方はどうか
  • 鳴き声や動きに変化はないか

体重だけではなく、小さな変化を見逃さないよう注意していました。

今振り返ると、毎日の記録が「異変」に気づく大切なきっかけになっていたと思います。

少しずつ芽生えた余裕と消えない不安

病院の紹介で子猫たちの里親希望のお話も出てきました。
家の中にも少しずつ落ち着いた時間が戻り、私自身にもようやく心の余裕が生まれ始めていました。

けれど、私の視線はいつもチビちゃんに向いていました。

離乳食も食べ、少しずつ成長している。
それでも他の2匹に比べると体は小さく、成長のゆっくりさが気になっていたのです。

どこか漠然とした不安が、ずっと心の中に残っていました。

「この子はうちで育てよう」と決めた日

2匹の里親さんのお話が進む中で、私は自然と決意していました。

「チビちゃんは、このままうちで育てよう」

小さな体で必死に生きている姿を見ているうちに、最後まで見守りたいという気持ちが強くなっていったのです。

小さな違和感はあったものの、その時は「成長がゆっくりなだけ」と自分に言い聞かせていました。

次回は、平穏に見えていた日常の中で見つかった「チビちゃんの病気」と、その後の闘病についてお話ししたいと思います。


※この記事は、実際に保護した子猫の育児経験をもとに執筆しています。子猫の体調には個体差があるため、異変を感じた場合は早めに動物病院へ相談してください。

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この頃は、まだ小さな命を繋ぐことに必死な毎日でした。

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